マンションやアパートを建てた後の一番の課題は、物件を満室に近い状態にすることではないでしょうか。
空室リスクは共同住宅を経営する上で避けては通れない問題です。空室リスクを軽減するためには、物件を探している人に入居したいと思わせるようなお部屋作りが重要です。
共同住宅をファミリー向けにするか、単身向けにするかで求められる設備は異なります。
入居ターゲットによって求められる設備の違いを理解して取り入れることが大切です。
<ファミリー物件>
●追い炊き機能:水道代の節約にもなるため、生活する人数の多いファミリー層に人気の高い設備です。
●システムキッチン:毎日のように料理を作る主婦にとって、キッチンのデザイン性・機能性に優れているシステムキッチンは魅力のある設備です。
●オートロック:家族の安全のため、オートロックも需要が増えてきています。
●独立洗面所:同居家族が多いと、洗面所とお風呂が一体になっていると何かと不便です。独立洗面所なら、お風呂に入っている人がいても待たずに洗面所を使うことが出来て便利です。
<単身向け>
●ブロードバンド:インターネットを個人で契約すると、年間約50,000円前後の利用料がかかります。学生など若年層にとって、ブロードバンド付きの物件は50,000円前後の支出を節約でき、契約の手間もないメリットがあります。就職活動にも必需品で、若年層の需要が高い設備です。
●宅配ボックス:家を留守にすることが多い単身者にとって便利な機能です。
●オートロック:女性単身者からの需要が高い設備です。一人暮らしをはじめたら何があるか分からないため、子どもに一人暮らしをさせる親が希望する設備でもあります。
●ペット可:単身女性を中心にカップル・夫婦など、女性からの需要が高いです。
求められているニーズを把握して取り入れることが入居率の高い物件に繋がりますので、空室リスクを避けるために入居者が求めている設備などの導入をすることは有効な手段です。
福岡で、入居者の求める要素を取り入れた共同住宅設計をお考えなら、当事務所へお任せ下さい。
共同住宅設計は、インターネットランキング等の口コミサイトの評判も参考になりますが、初期費用を抑えるだけではなく、維持費を考えた上で設計するのも重要です。
維持費の経済性を考えた設計をご希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。