エッフェル塔と東京タワー。
ベルサイユ宮殿の庭と桂離宮の庭。
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城と姫路城。
それぞれ、どちらが美しいかを決めるのは、決して簡単ではありません。
なぜなら、美しさを感じるポイントには個人差があるためです。
社会環境や気候風土といった地域性や国民性、歴史なども異なります。
また、それぞれの時代だったから作れたという側面も否めません。
もし、これらの建物や庭を現代で再現させようとすると、
とても困難な案件になるでしょう。
例えば、建築基準法、都市計画法などの法律や規則、
敷地面積などの物理的制約、近隣住民の理解、
他にも経済的制約、時間的制約など、
実現するためには様々な条件をクリアしないといけないからです。
それでも、お客様が思い描く建物や庭を、出来る限りカタチにしたい。
お客様一人ひとりの夢の実現に向けて、
誠心誠意お手伝いすることが、当事務所の仕事です。
まずは、あなたの夢や理想を私たちにお聞かせください。
あなたの未来とつきあう良きパートナーとして、
その夢に一歩でも近づけるよう、一緒に考えてまいります。
土地有効利用についてのご提案をいたします(基本依頼がある場合のみ)。
建物用途、規模、収益性等、数字をもとにご提案いたします。場合によっては簡単な図面を添付することもあります。
敷地形状に応じた建築概要、面積表、平面図、立面図、断面図を必要な時はパース図を追加しご提案いたします。設計者としては一番時間をかけたい作業であるため、依頼主と何回もやりとりいたします。
基本設計が決まれば実施設計に移ります(本来基本設計時に契約を交わすのですが、作業の流れで、一般的にこの段階で設計契約を交わします)。実施設計とは工事や見積もりの出来る図面また確認申請の図面などです。図面作成期間は2ヶ月〜4ヶ月です(物件により差が出ます)。
依頼主に代わって検査機関に建築確認許可をとります(審査機関は2ヶ月〜3ヶ月必要です)。
工事業者は一般には依頼主の推薦を伺いますが、工事の能力や安定性などの助言(アドバイス)はいたします。
選定した業者が複数の場合、一般的には見積もり内容をチェックした上で、見積もりの安い業者となります。
業者が決まれば工事に取り掛かります。工事監理は図面通り施工されているかをチェックすることです。最終色彩もここで決定いたします。
役所の検査立会いや書類作製、提出などもあります。
業者から引渡しされた建物についての、注意事項や依頼主の竣工式の相談に応じます(竣工式は施主負担で着工時の起工式は業者負担です)。
ここでは監理料支払いが生じます。勿論工事業者への支払いも生じます。あとは竣工式でお酒を飲んで、皆さんご苦労様で一応終わりになります。
住み始めて色々と不具合が生じることがあります。設計上のミスもあれば工事業者の施工ミスもあります。
業者と相談し補修ややり直しなどの対応をいたします。